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幕田武広

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5月の道端
梅雨入りを前に晴天が続きます。道端で見る草花も入れ替わって来ました。

タンポポや山吹の黄色系から赤の目立つのひなげしの花。
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使われなくなったビニールハウスの骨組みの前。せめて花でも、と言う農家の心遣いか。

バラの花も咲き出しました。近頃は一般の住宅でも凝った「バラ作り」をするようになりました。

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冬の間は玄関先の変哲もない支柱に見えたものが、バラ用のアーチだったりします。今年のバラも盗撮にならない程度に撮影しておきたいと思います。

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さやえんどうも収穫最盛期、こちらは白い花を咲かせます。収穫は人海戦術、その向うには太陽光パネル。さらにその陰には除染廃棄物。まだら模様の5月の道端です。


何がめでたい
九十媼、佐藤愛子のベストセラー「九十歳 何がめでたい」残念ながら本編は読んでいません。以前は目的もなく本屋に行って、話題の本めぼしい品があると、そこそこ買って帰ったのですが。
最近と言ってもここ十年くらいの単位で言えば、調べ事はネット、どうしても必要な本はamazonと言う生活です。近所のコンビニで払い込みや受け取り、これだと不在になることを気にする必要がありません。このようなjことを「オムニチャネル」と言うのでしょうか、「マルチチャネル」などと言う用語もあって、正確に使い分けるためには知識が足りません。だんだん物覚えが悪くなる年代に理解しなくてはいけないことばかり増え、全く困ったことです。
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町の書店が大型化したかと思えば、スペースの大半がCD連たくのコーナーになったり、そのコーナーもTUTAYAを初めとする全国チェーンに押され気味か。
逆にTUTAYAが蔦屋書店として本の小売りまで行っています。市場が縮小気味なのに加えて大型資本も参入となると、書店も大変です。

上の写真は、新緑の山の向うに残雪の蔵王です。宮城・山形に跨り福島からも望めますが、全く地域の商売も県境どころは国境を越えての商戦となります。

先日お伝えした、新酒艦評で五年連続で全国一になってそのニュースに湧く福島ですが、そもそも日本酒の需要は年々縮小傾向。その中の需要を巡って国内酒蔵の攻防が続きます。昨今は「獺祭」なるヒットも出てきてそれありの活気はあるものの、フランスに出向いてワインのシャアを取るような規模ではありません。
書店の酒蔵も新展開必要ですが、福島の場合「風評被害」と言う他地域にはないマイナス要素の回復から始めなければなりません。縮小気味の市場の中でさらにハンデがあると言うのは大変なこと。
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昨日農業団体と商工団体等で、農商工連携による地方創生の推進協定を行ったようですが、山本地方創生大臣も全国的な六次化推進のなかで、原子力災害の風評払拭も織り込んだ発言をした模様。
商工業団体に「風評の対策もよろしく」だけではない、新しい施策必要と思われますが。


風評払拭
会議といくつかの打合せがあって、福島駅西口近くの複合ビルへ。複合ビルと言っても国・県・市の外郭団体、商工業団体、パスポート窓口もあって半官半民と言うより「官」に近い印象です。

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打合せを終えた夕方近く、1階ロビーまで下りると結構な数の報道陣。外へ出ても撮影クルーが機材の撤去中。要人でも来ていたかと思っても、警察車両やSPらしきものも見えず、夜のニュースを見ると「全国新種鑑評会」で福島県の蔵元の新酒が5年連続で金賞を受けた数が日本一だったとのこと。その数22銘柄でちなみに2位の宮城が20銘柄。
記録を見ると例年、新潟・宮城・山形などとトップを争っているようです。

ビル1階に観光物産館があるのでそこへの取材のよう、蔵元は各地に点在していて品評会そのものは毎年広島県で開催とのこと、ニュース映像を作る苦肉の策がここだったか。県庁でも何か記念イベントを行ったようですが。

しかし、残念ながら県内では「祝賀」のトップニュースでも、全国紙では大きくは取り上げられてはいない模様。で、福島県内酒造関係者のコメントは「風評被害の払拭に」と、原発事故で負った影を断ち切る材料にしたい発言が目立ちます。

全国紙のニュースを見ると「東電新計画」「電力再編」。事故を起こした側を助けることに腐心し、被害者側は自助努力か。復興需要とやらで、除染作業などは多くありました。広く言えば地域経済の底上げになったことは否定しませんが「食品」「観光」「農業」などは、復興需要と直接は関係ない業態。
まずは少々複雑な「めでたい」ではあります。

「5月と言えば」
五月雨もあがり、初夏の陽気位なりました。五月雨と言っても旧暦のことで、新暦でも今時分の雨を五月雨とと言うかは分かりませんが。中学生のころ、競馬の皐月賞が4月に行われるのが不思議でした。そちらの方面では「ませたガキ」ではありました。

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プランターに植えたミニトマトの苗が少し伸びて黄色い花を付けました。これは「アイコ」と言って、楕円形のミニトマトです。
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アヤメも咲き出しています。神社近くの休耕田を利用して「アヤメ園」にしようとしているようです。観光と休耕田利用「一石二鳥」と行きますか?
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信号待ちで車を止めた軒先の、おそらくマーガレット。これも、ちょっと見に似た花が多い品種です。5月に咲きだしたのでマーガレットだとは思うのですが。ガーデニングに人気の花ですが、何か無造作な感じで軒下を彩るのもこの花の魅力か。色取り取りとは違う趣きがあります。
新緑のキャンパス
2月は雪に覆われ、前月は桜の中だった米沢市のキャンパス、今回は新緑でした。県境を挟むとは言え「隣の市」、しかし福島ではほとんど散ったハナミズキもこちらは白も赤の花もまだ咲き誇り、半月程度の季節差がありそうです。

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重文に指定されている米沢高工時代の本館の欅もすっかり緑です。
別に福島や山形だけのことではありませんが、私達の現役の学生時代は、田舎の国立大学生といえば「ダサさの象徴」みたいな取り扱われ方で、スニーカーならぬ白いズックとひざの丸まったジーンズとよれよれのジャンパーのイメージがあったのですが、今やZOZOTOWN等々で全国一律の情報と商品購入機会。見た目には渋谷のスクランブルを歩く学生も地方の国立大生(正確には現在は国立大学法人ですが)おじさんには見分けがつきません。
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加えて、ちょいとおしゃれなコーヒーラウンジまで出来ています。
逆にスマホで発注で直ぐ届く通販などで、地方都市でファッション雑誌から得た情報で流行に乗ろうとしていた若者(に限りませんが)が集まるような、「こじゃれた」衣料品は経営が成り立たなくなったようで、姿を消してしまいました。これもまた寂しいような。