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最高値
日米首脳会談を前に、日本株も為替も頭打ち、為替の方は円安が頭打ちですが、こういう場合も頭打ちと言うのか。
新大統領への攻撃が続くアメリカですが、経済の方は好調のようで株式の各指標も、高い値を更けています。この分だとまた、NYダウも最高値を更新しそうです。
これだけ堅調に経済が推移しても「アメリカファースト」を叫び、また(たぶん)「胡散臭いおやじ」と思いつつも大統領に選出する、彼の国の多民族・多様な価値観の国民性が浮き彫りになってきます。

さて、東電原発事故の2号機の調査中に、また線量の「最高値」を検出でそうです。この最高値の更新はありがたいことではありませんが、素人から見れば先日の540シーベルトも今回の650シーベルトも、「高線量」としては変わらず、「そうでしたか」としか言いようがありません。

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事故現場からかなり離れた地でも、「福島」がある種ネガティブなキーワードになってしまっている現実。例の横浜の避難生徒のいじめで、「150万円のおごれおごられ、いじめとは認定できない」と、こちらから見ると「ふてぶてしくしか見えない」教育委員長会見等を見るにつけ、この事態でも身を守る術を見つけなければならないと思います。
取り敢えず、平穏に生活しているように見える子供たちに、将来とも差別や偏見のない生活を保障することが大切です。

東電のベースアップは、その次でしょうか。
それにしても東電
日経紙の伝えるところによると、「東電労組が2%の賃上げ要求」とのこと。事故の賠償を行っている最中であるが「士気の向上」「人材確保」のためには必要と経営側に訴える、との事だそうです。

以前の果樹園や水田に構造物が立ち始めて2年。その骨格が見えてきました。予想よりかなり大がかり「復興住宅」です。県内に何カ所か建設されているうちの一つ。

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小学校を挟んで同規模の団地がもう一つ。
裏を返せば、避難をして行き場を失っている人がそれだけ多いということ。残雪の残る果樹園では選定作業の只中ですが、「農産物の販売価格は戻らず」のなかの農作業。

東電の社員も労働者、「原発政策」「経営判断」に従って社業に従事していたのにベースアップがないのは割が合わないと言う意向なのでしょう。
さて、避難地域の中で唯一診療を続けていた「高野病院」、暮れに常勤医の高齢の院長が火事による不慮の死を遂げました。2チャンネルでは「原子力ムラから抹殺された」と物騒な情報もありますが、それはともかく、存命中の病院維持のための努力相当なものと伝えられています。
事故現場の作業員など、他に医療機関がないので患者は多かったようですが、事故以前と診療体制も診療の機材も異なり対応に追われていたそうですが、社会的な使命として診療は継続。
しかし、東電は「診療報酬は確保できている」と杓子定規に賠償を認めない方針で、裁判外手続きである程度のは得れたようですが、病院側は「とても和解といえるものではない」という見解。

それぞれの内容は、伝聞によるものなのでこれ以上の推測は避けますが、継続する被害、埋め切れない賠償、我々は労働者だ、どうも割り切れません。東電の社員給与も事故前の5%減まで回復しているとのこと。それ以前の給与水準を考えると、やはりある意味原発事故のとばっちりで社業が傾いた「東芝の社員の身になれ」と言いたくはなります。
もっとも、東芝さんも「同じムラの住人だった」と言う声も聞こえてきそうですが。



蝋梅
蝋梅(ロウバイ)です、狼狽ではありません。

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立春を過ぎると、2月上旬でも「日差しが春めいた」日が1日くらいあるのですが、今年はまだそのような日がありません。この地味に話題にする隣家の蝋梅も、今になってようやく綻び始めました。写真もアップで見ると舞う粉雪も捉えられます。

何年か空き家になっていた隣家も、昨夏に入居者が来ました。住宅建設までの仮住まいだそうですが、子供の声が聞こえるとやはりこちらも元気をもらえます。

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この方向は北向きで、日差しの当る時間も短いので、福島の花の名所「花見山の蝋梅」のニュースが届いてからここの蝋梅がほころぶまで時間差があるのですが、その分長く咲き続けます。3月末頃に「まだ咲いてた」と見ることもしばしばあります。

ここに越してきたご主人は、お仕事のご都合か、近隣のどこよりも早くワゴン車に乗ってお出かけです。このところの雪で、連日のように早朝に雪かきをしてから出て行かれます。

お父さんの仕事は、なかなか大変なもの(と書くと女性労働力の軽視とか言われるのですが)。「重要取引先の経営者が変わった」「変人と評判で世間の評判も良くない」、しかしこれまでのでの付き合いと今後の関係を考えると「とりあえずご挨拶に伺う」「お誘いがあったので接待ゴルフ」。
確かに変人だとは思いますが、このくらいの業務に目くじらを立てなくとも宜しいのではないでしょうか。意に沿わない付き合いはしないと割切る訳には行かないこともあります、一応正当な手続きを経ての就任なので。

再び豪雪の地の話題
福島では、原発事故に起因する農産物の「風評被害対策の協議会」を立ち上げただの、立ち上げるだの。国と県とJAが中核メンバーだそうですが、「対策を施している」と言うアリバイ作りか。
540ベクレルの放射線を検出した(福島第1原発2号機)、いままで計測した最大数値は70ベクレルであった。などと言う、最近の報道からすると、ネガティブ情報に抗する手段は何か?と言うところに興味は行きますが、効果の方はアリバイ作りで終わる予感がします。外れてほしいのですが。

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米沢の大学構内の欅並木。この町にも福島からの避難者が押し寄せました。峠越えはあるものの、福島から近く、同じ隣県でも宮城南部はやはり放射線が高いということが言われました。
特に「仕事の関係で遠くには行けない」「子供は小さい」と、言う様な条件では、お父さんだけがここから職場に通勤のケースが多くありました。あれから6度目の冬、もう、元の場所に戻っているのか、子供の生活環境を変えたくなくて居残っているのか。
隣県の豪雪をみながら、少々切なくなります。そして、山形でも昨年2件のいじめがあったことがわかったとの報道です。
雪かき
普段なら「余計な作業」と思ってしまう雪かきも、米沢の雪を見たあとなら、「福島盆地の雪など、まるで楽」と思ってしまいます。
戦国武将伊達正宗は、「仙台の人」と思われがちですが、生まれは米沢です。
もともと伊達氏は、常陸辺りの武士。鎌倉の頼朝が平泉を攻めるときに従軍し、現在の福島県国見町と宮城県白石市の境で両軍が激突した厚樫山の合戦で軍功があった伊達市の先祖が、現在の福島県伊達市や伊達郡を領地として与えられたのが伊達市の始まり。戦国時代には隣接する、現在の米沢市まで領地を拡大し、正宗は米沢で出生したようです。

なにも、福島県側にも領地がありながら、それほど雪深いところに住まなくとも、と思ってしまうのですが、雪深くとも領地を治めやすい魅力がある土地なのでしょう。

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福島盆地の雪はきは、プラスチックのシャベルでもなんとかなりますが、先日行った米沢盆地は重機や除雪車の作業。うずたかく積まれた雪は小山のようでした。

だから、辛抱強い人間性が生まれて「米沢織」や「木工芸」か成立して、後の工業集積に発展したといわれれば、豪雪も悪いものではないと思ってしまいます。