以前の予想で(各山車の飾り物は基本的に各組内だけで作られ、当日まで秘密です)、武者飾りでよく題材をとる大河ドラマで、今年の「花燃ゆ」は厳しいのではないか、と書きました。やはり「花燃ゆ」ネタはなく、一足飛びに「真田雪村」に。

題材が大坂夏の陣「真田雪村 家康を攻める」三つ葉葵と六文銭が相まみえていますが、この祭の飾りで主役の乗る馬はなぜかいつも白馬、「暴れん坊将軍でもあるまいし」とは思うのですが。もっとも、この白馬が貧弱だと、他の山車から「〇〇山車の山羊」と酷評されるので作り手も気が抜けません。そのせいか、最近の白馬はややメタボ気味になっていますが。

子供が喜ぶのが山車の裏飾りのキャラクターの方、鄙の祭りなのでスポンサー契約もなく著作権も大目に見てもらっているので、色々なものが乗ってきます。さすがに千葉県浦安市にある「ネズミ」「アヒル」などはお目に掛っていないので、多少は著作権も気にしているのか。 同じ千葉県ネタでも今年は「ふなっしー」と、となり茨城の「ねばーる君」。なぜか妖怪ウオッチまでいますが、「妖怪」は以前の使い回しだね、と言う手厳しい声。山車の若連にその話を向けると「知らなかったことに」と焼き鳥を持て来てくれました。 香典の処理でピリピリすることもなく、万事鷹揚な鄙の祭りです。
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