11月の第一日曜は恒例の町内清掃、放射線量の影響で側溝の泥上げはしなくなって以来公園の草むしりが主な作業になりました。
造成されたと言っても10年以上経ちますが朝からゴミ拾いと草むしり、「作業」というより「コミュニケーション」か。 朝晩も顔をあわせないことも多く、半年ぶりで見る顔もあります。このように緩やかな連帯も気は楽ですが。

造成された住宅地は、近隣の方も生まれ育ちが違うので「竹馬の友」「小学校以来」と言う関係ではなく、気心が計りかねるところもあるので「急に寒くなりましね」と、当たり障りのない会話で終始します。

公園緑地課でモニタリングする「空間線量」も4ヶ月に1度程度になりました。たまたま先月末に計測があったようです「他県より1ケタ高い」と激高する人もいなくなりました。先日は原発事故現場の浜通りを通る国道6号線の清掃に「高校生ボランティア」を使ったら「殺人行為」という書き込みがあったそうです。 ボランティアの仕事は多くあるのに「高校生を線量が比較的高い場所に」というのも、配慮を欠くと言えなくはないのですが「殺人行為」というのも度を越しています。 原発事故に端を発する一連の複合的な被害にあった福島県民が、今度は「反原発」のターゲットになる。理不尽で不可解な現象は続いています。
スポンサーサイト
|