ここで言う有機米とはJAS認証を指しているわけではありませんが、とりあえず化学肥料を使わずに栽培したコメ。昨年有名な料理人に試食していただいたら好評で、栽培農家も非常に満足していました。

今や家族総出でと言う稲刈りではなく6条刈コンバインで、1区画30aを約1時間。TPPの話は置いておくとして、やはり生産性の向上は不可欠です。 今年も、昨年の刈取り以降、粉砕した稲わらの処理から堆肥投入有機肥料の施肥と一連の栽培体系の総仕上げで、いよいよ「刈り取り」。
倒伏もなく、見た目にには順調な生育で、稲穂も長く垂れ下がるような「出来栄えはひいき目か」と思いながら生育を観察していました。

コンバインのタンクに溜まったモミは、フレコンバックに移されてます。コンバインはまた稲刈に戻ります、オペレーターに聞くと、この辺一帯今年は収量が多くなく、反当り約7表と言うところ。農家の冗談で「獲ったところで高く売れるわけでもなく」と販売価格の低迷も含めて言うところです。
この有機水田、このあたりの標準でフレコンバックで約10aあたり1袋のところ30aで4袋の収穫でした。コンバインから移されたモミは乾燥するところまでピストン輸送。

つまり周辺の水田が30aあたり3回のところを4回、反当りつまり10a7俵がこのだったらこの水田は10俵近く収穫できる計算です。 もっともこれから乾燥して籾摺りして玄米になってからの収穫量の算出。フレコンバックに入れても、くず米が多く歩止まりが悪かったと言うこともなくはありません。結論を指す前にもう少し結果をを追いかけましょう。
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