祭・イベント尽くしのこの連休。春は何でもディストネーション・キャンペーンと絡まして、何でも「復旧・復興」に持って行き空気がありましたが、被災地住民にとっては返って息苦しかったのかもしれません。 連休中は雨の日・晴天の日とありましたが、(半)官制キャンペーンではない地元の祭りにもっと注目したいものです。
震災関連の自殺も減っていないとか、岩手・宮城は減っているのにと当たり前のような解説も付いていますが、福島はもっと余計な要素が入り込んでいます。

仕事でお伺いする観光ホテルも、まだ手探りの状態と言います。地元の名所を模した庭園も、震災前と同じように水は流れるのですが。
マスコミの倫理懇談会で出た事例発表だそうです、風評被害に関する要因。 ①情報過多 メディアに加わえて、ソーシャルネット・WEB等が発信する情報量の膨大さ ②安全・安心志向 安心だと理解しつつも、危ないと言う人もいる「商品」を敢えて買うこともない心理 ③代替え性 商品は市場に溢れていて、代替えものは他にもある
原発事故関連の「風評被害」を「いわゆる風評被害」と持って回った言い方をしますが、過去の風評被害と大きさも根深さも次元も違うので、「風評被害」と言う言い方は当らないが、他に適切な文言がないので「いわゆる風評被害」と言うのだそうです。

せっかく来ていただくお客様に、おいしいものを食べていただこうと裏方さんも含めて継続的な努力は続けられています。
変に支援金が入ったがゆえに、空中分解を起している「NPO」もあります。 要はコツコツとした自助努力が何よりも大切です。気の遠くなるような時間は必要ですが。
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