村上さんは今年も駄目でした。毎年この時期にこれだけネタにされると、本人もさぞかしいやでしょう。 逆に川端康成が文学賞を取った方が不思議で、日本の文学が言語ののギャップを越えて世界に理解されるのには相当至難の業のような気がします。

太平洋を北上する大型台風は、温帯低気圧に変わったようですがそれでも進路の北海道は大変なようです。遥か太平上にあったと言っても、福島の内陸部も相当の強風が吹きました。 強風に揺れる紅葉と雲間からさす日光で、一瞬周りとは異なる光芒の美しさを日本人以外は分からなくとも不思議ではありませんし、民族や文化で「異なる価値観」を持つのも当たり前のことでですが、「経済」は共有すると言う時代になりました。進歩なのか退廃なのか。

新環境大臣が早速福島入り、民主党首班の頃、時の総理に「愚か者」と野次った強者ですが、おくびにも出さずにこやかにソフトイメージで福島県知事にご挨拶の様子、「嵐の前の静けさか」石原家のドラ息子のようにはなりませんように。でも、この強硬派テレビ朝日出身というのが笑わせます、朝日ももう少しリベラルかと思えば。

風でモヤを吹き飛ばすのか、清々しい青空ですが、もっともっと吹き飛ばしてもらいたいモヤが渦巻く福島です。収穫を待つ果樹には落果するような風が吹きませんように。
スポンサーサイト
|