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島耕作から見る農業の立ち位置
ノーベル賞の話とTPP大筋合意のニュース、ノーベル賞の方は「受賞予想」が華々しく、村上春樹氏の文学賞の件はもはや秋の恒例行事ですが、今回の大村氏は事前の予想リストには大きくは取り上げられておらず「予想」とはこんなものかと思っています。
ずいぶん前に亡くなれましたが、大学教授で当時の国立大学を定年退官後私立大学の学長を務められた私の恩人のような研究者が、「よそう」を逆から読むと「うそよ」、よく使っていたギャグを思い出します。

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難産の末TPPの方は大筋合意、ここに至っても賛否両論が渦巻いていますが、反対派も怒って見せてはいますが、「折込み済」といったところか。胸に「TPP阻止」「輸入反対」のワッペンの付けていたような地方の首長やJAの役員も、「分かっていたので手は打ってある」と言うようなことを言い出すのではないでしょうか。
TPPは民主党政権時代からの積み残しで、しかも自民党も前のめりで、農業団体とてコメのミニマムアクセスのとき手厚く予算を付けたが経営体質を強化したか?と言われれだ返す言葉がなく、こちらは予想通りの展開としか読めません。

まだ速報段階ですが、日本は「自動車」などで利を取って、農業品目でで頑強に国益を主張をしたのが豪州・ニュージーランドの農産物輸出国。日本は農業で譲って工業輸出で国益の確保を狙ったようです。

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人気コミック「会長島耕作」では、先頃まではオランダを手本にした農業改革を題材にしていましたが、水産資源や高齢多社会の方にテーマが移りました。余談はともかく、オランダ農業ですが島耕作ならずとも、安倍首相や林農相も視察に訪れその先端産業ぶりに「日本でも」という機運が盛り上がりました。

とはいえ、オランダの植物工場、IT利用型の農産品輸出体制は日本の気象条件やエネルギー事情を考えると少々無理があり、とくにEU経済圏で、生鮮野菜は輸出するが穀類は全面的に輸入という地理的経済的条件で初めて成り立つ「オランダ型」農業です。
ですから、極端に言えば日本は全面的に「コメ」を捨てて生鮮野菜や高付加価値農産物・加工品の輸出を目指します、とまで舵を切るのかどうか。環太平洋と言う経済圏をそこまで信用できるのかと言う疑問もついて回りますが、ルビコン川は渡ってしまったようで、次の1手を間違えると弱体化したに日本農業に「止め」を刺すことには間違いありません。

今回の写真2点は先日掘ったサツマイモとその蔓。海外からやって来て日本の食糧事情を救った救世主ではありました。今度は外国から救世主は現れるのか。
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