願ってもない晴天の土曜日でした。福島と郡山の有機農業のグループが芋煮会。持ち寄った産品と福島のグループ「わくわくの農業クラブ」の生産圃場で取れた農産物の料理と販売。

料理の途中に、焼イモ用のサツマイモを掘り出すと言う泥縄もご愛嬌。一応セミプロ・こだわりアマチェアの混成組織のようなもので、畑作ではプロの農家はあまりしていないゴム手袋も見受けられます。

畑とも草地ともつかない場所に見えますが、反対方向には立派な果樹園も広がります。郡山と福島では味の嗜好も微妙に違うので、味見も慎重になります。高血圧に配慮した薄味とか、参加者の年齢層も分かろうかと言うもの。

持ち寄ったジャガイモ・玉ねぎのの即売会、時節柄「マスカット」・「なし」も並びます。ジャガイモは3種類サツマイモに至っては5種類、てんぷら、けんぴ、蒸かしに適した品種とそれらの情報量とその薀蓄はネットでも検索できません、精度は保証の限りではありませんが。 ニュースによればTPP交渉も最終段階、きっとこれからの日本の食料供給を支えるのは、産業競争力もさることながらこのようなコミュニケーションではないかともいます。産業競争力も、もちろん大切ですが。
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