例の大雨以降、秋らしく雨の晴天が交互に来ます。移動性高気圧と低気圧が交互に来ます、何かショーと化しているテレビの天気予報コーナーも腕の見せ所と言うか、エンタと情報の境目のような手法のなかで「差別化」をはかる手立ての争いが、なかなか見ものです。

なにか、難しい言い方になりました。おなじ「天気予報」を聞くのなら、「きれいなお姉さん」「面白いおじさん」普通のおじさんなら周りがいじって面白く仕立てる、このような手法の天気予報も「正確率」を競わなければなりません。もっともリアルタイムで正確な情報を知りたければネットがいちばん早いのですが。
飯坂電車も青空と黄金色の水田のなか、元気に走っています。この車両は東急電鉄の無償払い下げとか、マイカー以外に競合する交通機関もなく事業経営としては意外に安定しているのかもしれません。もっともバス部門が路線バスは自治体の助成がないと成立せず、貸切もバスを連ねて団体旅行と言う時代では既になく、小泉内閣当時の規制改革により貸切専門のバス会社や運転手つきレンタカーが林立して「部活の移動」「イベントのシャトルバス」などはコストが安いそちらに移行、長距離の高速バス以外はこちらも経営は大変です。

ワンコイン以下で食べられた「牛丼」がアべノミクス以降値上げがありましたが、ここにきてまた大手3社とも値引きに踏み切ったと言う報道。麻薬に手を染めたと言うのは物騒な言い方ですが、やはり売上回復の特効薬のディスカウント戦略に戻らざるを得なかったか。 いずれ、牛肉は外国産ですから一時より多少円高に振れているのですが、ある程度長期の契約で調達しているので、すぐにメリットとは行かないでしょう。 コメは原発事故以降低価格が続いている「福島産」に目をつけたチェーンもありましたが、低価格路線を支える福島産というのは復興とは逆にマイナスイメージ以外の何物でもありません。からりとした青空や黄金色の水田にも「憂鬱」が晴れない日が続きます。
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