台風が来ました、北関東・東北に水害をもたらした今回の上陸せずに太平洋上を北上したのですが、南北縦のラインで帯状の雨雲が連続して強い雨を降らせ、普段は水害に縁のなさそうな場所での被害が甚大でした。

また、この日が9月11日。20年以上前にNYで初めて行った国際貿易センタービル、窓際のビルでブリーフィングを受けていると話の内容より、足元と言うか視線の下を飛ぶセスナ機が気になっていました。 これから何年か後に2機の旅客機でのテロがあり、超高層のツインタワーはいずれも焼け落ちてしまいました。まさに逆上した米国はイラク戦争へと突入するのですが、一旦イラクは制圧したもののISの出現から今回のシリア難民と、何か解決しきれない負の連鎖をはらみます。

それから3.11が来て、ちょうど半年目が9.11。あれから〇年半後と、3.11の補完のように使われる何とも奇妙な日にちになりました。 2015年9月11日は東日本大震災から4年半、その特集やそれに沿ったシンポなどが続くその日の新たな水害。

山に降った雨は小川や水路では飲みきれず、道の上を流れています。これで原発事故にまつわる一連の放射性物質や風評も流れてくれればいいのですが。流れ出た流木は河川の橋に掛かり橋はダムのように水圧を受け止め、水のひいた後は橋の役割は止めていません。 毎日ここを渡る人に聞くと「壊れたら直せばいい」といたって冷静です。そのように割り切った方が、爆破テロや原発事故のように負の連鎖を続けるよりも格段ましかもしれません。
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