前回も書いた通り、ちょっと夏の「空気」とは違ってきた福島です。まだまだ暑いことは暑いのですが。 ざっと言って、福島盆地北側が桃・りんごの産地で西側が梨の産地、もちろん明確な区割りがあるわけではないのですが。

西側が吾妻山、そちらに落ちる夕日の色も何とはなしに秋の気配。秋の彼岸まであと1月あまり、もう夏至から2か月過ぎました。午後6時台には夕闇が迫る様になりました。
福島駅から西側に別れ、やがて北に方向を向けて山形に向かう「山形新幹線」、新幹線規格に軌道を広げた「在来線」の線路を走るため、果樹園の中の踏切で突然新幹線が出現することがあります。

その果樹園も、「桃」がめっきり少なくなり「梨」が旬を迎えます。桃が「少なくなりと」言うのは、採り終えたと言う意味です。晩生の川中島白桃ももう過ぐ終わり最晩生の「ゆうぞら」を残すのみになりました。もちろん栽培面積に多くない品種はまだあり、品種によっては秋彼岸頃まで収穫がありますが。 多少短日になった夕空を見ながら、桃はあと「ゆうぞら」だけかと思うのも今の時期です。

「梨」はこれから本番、幸水・幸水と続きます。
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