伊達市の梁川で39.7度、以前ここには福島県の研究施設「蚕業試験場」があったためか以前から気象データの観測ポイントになっています。その蚕業試験場もかなり以前に統廃合になり(実質廃止ですが)、現在は新築なった梁川小学校が建っています。
もともとこの町は、梁川城跡に幼稚園から小・中学校、高校まであって、城跡の高台が文教ゾーンになっていたのですが自治体が合併して行く中で、城跡=学校の住民合意も「合理性?」現在使用されていない県所有地がまとまってある、の状況に押し切られるようです。ここ(小学校建設地)は以前水害にあって、「水の上がるところに学校か」との意見も随分あったのですが、充分の対策を施すとのことで建設の運びになったようです。こうなると教育委員会も東電もさして変わりはありません。

梁川に限らず、各地相変らず猛暑の日々です。乳牛もかなりの暑さにグロッキー気味。戸と言う戸をすべて外し、風の通りをよくしていますが外から入るのも熱風。 牛舎から1歩外に出れば直射日光、搾った原乳の保冷管理は出来ていますが「干し草が早く乾いていいですね」と言う冗談も「笑えない」ような太陽光に照らされています。

幸いこちらは「水を使う」作業とは言え、スレートの照り返しは相当なもの。下から見ていても作業員の熱中症が気になります。家屋の「除染」の様子ですが、除染の建前は面的除染。当該区域の除染中「空き家」などでできなかったところに再度出向いて地図を塗り潰すように除染が行われます。 住宅、緑地、公園、道路、河川、農地など管理監督官庁または部署が異なるので、相当まだら模様の「塗り潰し」になりますが、前例踏襲型の日本の行政管理にあたって「前例」のない作業を組まされているわけで、これも「ご苦労様です」と言うしかありません。
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