「炎暑の候」と季節の挨拶でもないのですが、まさに炎暑です。 8月になりました、見上げればまさに8月の空です。入道雲から一転夕立、それが上がると夕日と一日のうち何度も表情を変えます。

青空から一転、「晴天俄かに搔き曇り」という表現が全く似つかわしいような夕立の気配。スコールのようにとは雨ではありませんでしたが、雨つぶが水田に落ちそして夕日になります。

直立に立った出穂前のコシヒカリ。少し風に揺れた後、風が止んだと思えば夕立が。そしてしばしの雨の後夕日がまた水田を照らします。

もちろん夕日の落ちるのは西で、信達盆地と言われる福島県の北部からすると、半田山や吾妻山方向。昨日までの夏祭りも終わり、早お盆モード。行く夏を惜しむようにこの空を打ち上げ花火が彩ります。今年のコシヒカリは、旧盆前の出穂になりそうでこの天候だと「いもち病」の心配はありませんが、高温による障害が心配されます。台風も心配されますが、豊作だと昨今は別の心配もあります。 TPPの閣僚級協議は不調に終わったとのこと。工業分野と農業分野の「せめぎ合い」がTPPの分水嶺とされていましたが、NZなどの農業関連での要求が妨げになったとのこと。日本は工業国陣営の一員だった様子、わかっていたこととはいえ日本のJAの立場が何とも無様です。
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