西日本は台風の直撃が心配されますが、東日本はうだるような暑さ。梅雨も明けないうちから40℃近い猛暑は尋常ではありません。 もっとも40℃近いと言うのは気象庁の発表、駅前のデジタル温度計は40℃以上を掲示しています。コンクリートの照り返し、直射日光40℃を超えるのも当然です。

このような日に限って、直射日光の下の「現地調査」の予定が入っています。現地調査は農場の調査、直射日光はともかくコンクリートの照り返しがないのは救われます。満面の水を張った水田と言いたいとこころですが今は間断灌漑中、稲の根まで酸素を補給し、秋の農作業もしやすくするために1時的に田んぼの水を切っている状態。しかし緑の稲のうえを渡る風は、(熱風ながら 爽快です。

栽培農家のヒアリング、最初の栽培設計を聞いた時には「こんなもんでコメになるのか」と思ったそうですが、近隣の化学肥料の水田に比べても遜色のない出来に納得していると言うことです。コシヒカリの出穂まであと1ヶ月、これからまた充実してきます。

農家さんが家の裏で飼育している「にわとり」も見せてもらいました。竹やぶを利用した平地の放し飼い、竹と鶏の取り合わせはまるで日本画のよう。 しかも、卵の生産のために開発された品種と違い、軍鶏のようなものから日本古来の品種まで、文字通り[いろ取り取り」。鶏ふんはさらって自給野菜へ、金銭には換算できない「豊かな生活」です。
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