ただでさえ暑いのに、猛暑のニュースが続き外気温と情報の複合効果、とにかく暑いです。 普通はあるからの天候が順調で、作型が早く進むと「梅雨」などで調整され、お盆のころには平年並みに落ち着くのですが、今年は輪をかけたように高温が続き、生育の調整どころか早まるばかり。果実の場合は糖度は申し分ないにしろ、「玉の伸び」つまり大きく育たない懸念はあるので管理に注意が必要です。と言っても、散水くらいしか有効な手立てはないのですが。 日本を縦断すると言う台風は、東日本にも雨をもたらしますか?何か梅雨前線を押し上げて、そのまま梅雨明けになりそうです。

この猛暑でも、ヘルメットと放水除けの撥水のジャンパーを着て除染作業も続いいています。
浪江町から避難した男性が自殺した件で(何件か係争中の避難者の自殺に関わる慰謝料訴訟)、先日裁判所が原発事故との因果関係を認め、東電に慰謝料の支払いを命じ「原告」「被告」とも控訴しない方針、賠償命令が確定しました。
東電関係者が原告避難先に出向いて遺族に謝罪、の報道がテレビ・新聞で。東電も案が関係があることは分かっていても一応裁判では、「病気等他の要因」を主張して慰謝料を拒絶、判決が出ると「謝罪要員」が出向き仏前と遺族に謝罪。肉親を失ったご遺族には失礼な表現になりますが、何かお決まりの手順。 事故を小さく装いたい、賠償は出来るだけ減額。事故や不祥事を起した企業の通例ですが、異常に大きな放射能災害のなかで何か別の被害者救済がないものかと考えてしまいます。

除染クルーは異常な暑さの中、住宅除染に使った「足場パイプ」を片づけ次の現場に移って行きます。こちらは首を長くして待つ次の除染現場のために手早い作業が必要なのですが、人の生命、生業、生活が絡むと「手早く」「規定通り」とは行かなくなります。そこには何十、何百の事情が介在しています。東電も「謝罪要員」だけではない対応が必要です、国もですが。
スポンサーサイト
|