プロの農家ではなく、趣味の農業。しかし、定年退職などで時間が出来た人などが、行政の支援で農地を借り受けちょっとした規模で農昨業をしています。
ちょっとした規模と言っても、農業のスキルや労働時間によって借り受ける土地の面積は様々、最初は「区画を幾つ」と言うことから始まったようですが、持て余す人物足りない人。今では使いたいだけと言うような暗黙の了解で運営されています、それでなくとも郊外の農地は持て余され気味。「借りたい」とい人が現れれば諸手を上げてと言う現状です。

TPPのコメの協議が大詰め、「備蓄米に回す」など例によって目先の対応で合意と言うか妥協点を見出そうとしています。日本政府の交渉窓口も、アメリカ等の交渉相手もさることながら場合によっては日本国内からも弾が飛んでくるので、なかなか大変です。 もっとも、日本国内の方は、「水田だってもう過ぐ持て余す」ことを見越している節もありますが。
さて、TPPはともかく、菜園の方の夏はもう直ぐで、ジャガイモ掘りは始まりました。以前紹介したときは花盛りだったジャガイモもプラスチックコンテナで運びきれないほどの「イモ」ができています。
この農園は基本的に有機栽培、その技術指導をさせて頂いているのですがジャガイモの場合は葉や虫がついても根(厳密に言えば茎ですが)に問題が無ければ良いわけで、その連農薬の依存度は下がります。
とうもろこしも白いひげが出てきました。ここに虫が付くと少々厄介なので気を使うところです。

かぼちゃも黄色い花を咲かせています。かぼちゃは初夏から秋まで収穫が続きます、冬至かぼちゃと言っても冬至に収穫するわけではなく、初秋の収穫を保存します、保存性の良い品種でないと持ちませんが。とはいえ一般に出まわるのは、南半球産の輸入かぼちゃの可能性が高いのですが。
日本への輸出、「pumpkin」OKで「rice」がNGなのは海外の人にとっては理解できないかもしれません、そこまで行くと「文化論」です。

秋収穫のサツマイモも随分蔓が延びてきました。品種ごとの食べ比べもこのような農園の特徴です、四季折々目と舌で楽しめます。
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