前のブログで野菜の生命力を書きました。ビニールハウスで病気が蔓延するなかでも生まれる新しい葉の伸長、未だ淡い緑は神秘的な生命力の象徴です。病気や悪習が広がることを「まんえんといい、そう書いて変換したところ「蔓延」とでました。
まさに蔓が延びて一帯を占拠するような状態も、見事に言い表していますが、野菜のカボチャやきゅうり、西瓜の蔓が畑を占拠する状態でもあり蔓科の雑草が管理を怠った畑を覆う状態にも見れます。
さて、その畑と野菜を科学的に管理する課題。先週末は学会で上京あわせてスマートコミニティの展示会にも足を延ばしました。 スマートコミュニティの農業分野は植物工場が花盛り。こんなにコストをかけてどうする!との思いもなくはありませんが、コストをかけてもらわないと周辺産業は儲かりません。このような会場で安からぬ経費でブースを設置するのは周辺産業「カモ」はいたかどうか。

大学との共同研究で見慣れた器材が置いてあったので聞くと「味の差別化」、植物工場の野菜の味を分析するサービスの紹介、植物工場も林立すると生産物の付加価値の勝負になります。それ以前に、出口戦略を考えないで設備投資することに「金持ちはいいな」とおもったり「助成金の恐ろしさ」を感じたり。

ともあれ、味覚は主観、「美味いも不味いも本人次第」というところからは進歩しているようです。 計測データをパソコンで記録するようです、五感が分かると言うことでしたが甘味は設定できないとのことでした。新しい時代がそこまで来ています。
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