じゃがいもの花が、いま満開。色い花が咲きます、3月末から4月中下旬に種芋を植えます。種芋はほぼ北海道産、種芋代のコスト削減のため、前年収穫した芋を植えることもありますが、生育・収量とも落ちてしまいます。

雑草対策を兼ねた土寄せ、種芋を植えた列=畝(うね)事に土を集めます。畑に高低がつくと間もなくくる梅雨の季節でも雨水の浸透が良くなります。以前はじゃがいもと言うと「男爵」「メークイン」と言う品種が主だったのですが、現在は多種多様。ここの圃場でも「インカのめざめ」なる、紫のいもを栽培していました。元々じゃがいもはトウモロコシ同様アメリカ大陸原産なので、インカでもアンデスでもそんななめがついていても不思議はないのですが。

久方ぶりの雨にあって、ブロッコリーも元気を取り戻したようです。虫食いの葉で周囲の雑草も伸び初めました、野菜にとっての恵みの雨は、雑草にも恵みの雨です。なんとなく「情けなげ」に見えるブロッコリーですが梅雨明け頃には結構たくましく仕上がります。ブロッコリーとして食べる部分は「花」、栽培中に多少葉に虫がついても大丈夫です。 小松菜同様「アブラナ科」蕪などもアブラナ科です、根コブがつきやすいアブラナ科ですが、堆肥の品質が高ければ(=完熟ならば)含まれる微生物の影響もあって根コブの発生も抑制するようです。

搬入されていた「堆肥」も確認しました。この熟度なら大丈夫、夏野菜に続く秋野菜も楽しみです。
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