例年より、1週間から10日早いと言われる季節の進み、ですから現実的には6月の風景か。 第3セクターの電車、九州では進行方向が反対の特急同士が同じ線路で、正面衝突しそうになったと言うことですが、ここでは(最初から単線ですが)、無人駅のホームを挟んで交換できたようです。

このあたりの線路は、開業していた旧国鉄から受け継いだものではなく、3セクとして開業したもの。もっとも宮城県側は国鉄の線路が盲腸線になっており、その救済の意味もあったのですが。東北本線を迂回するように北上し仙台の手前、船岡で合流します。真新しかった車輌も開業四半世紀を過ぎました、もっとも首都圏の私鉄の払い下げ車両を貰い受けて走らせるようなことは未だないみたいですが。

住宅地、果樹地帯、田園、山間部を抜けて走っています、地理的に阿武隈川沿いを走るようになるので何度か縫うように鉄橋が架かります。果樹地帯では「さくらんぼ」が色付き始めました。鳥よけのネット越しに光る小玉が見えます。
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