生垣で最近増えたと思うのが「ドウタンツツジ」。今頃の時期に、白い小さな花を咲かせます。この木は見どころが2回あって、この白い花の時期と晩秋の真っ赤な紅葉。もっとも紅葉の後の小さな落ち葉ひろいは結構大変です。生垣は「目隠し」の意味もあって、植物系は常緑樹が多いのですが、2度楽しめる故か最近あちこちでこの木を見かけます。

ドウタンツツジならぬツツジを撮影しようとして、適当なアングルを探していると「ハルジオン」か[ヒメジオン」が突き抜けるように色い花を咲かせています。昔から見慣れていてなんとなく菊に似ている姿から(キク科なのですが)、日本古来あるいは中国からの伝来植物かと思えば北アメリカ原産とのこと。いわゆる帰化植物で在来植物を駆逐する恐れもある「危険植物」なのだそうです。

とは言え「セイダカアワダチソウ」のように、たちまち空地を「黄色く染める」ような増殖でもないので、なんとなく許せてしまうような危険な植物です。ところで「ハルジオン」と「ヒメジオン」と言う2種類があって、この花はどちらかはわかりません。 以前、茎を折ってみると空芯なのがどちらかと聞いたような気がしますが、定かではありません。在来植物よ帰化植物よと言っても、大陸変動や氷河期・温暖期と言う長い長い地球の変動からすると、大した話ではないのかも知れません。 人類がどうなっているかわからない未来まで、放射線を出し続ける核物質を目先の会社の収益のために使いたがる方がどうも不自然なような気がします。
スポンサーサイト
|