桃の花から入れ替わるようにリンゴの花が咲きました。桃の花は、早咲いている気を探すのに苦労するほど。

福島盆地のシンボルのようなものなので、早く散ってしまうのもさびしいような気がします。摘花、受粉など花が咲いていないと仕方がない作業もあるので、現地では目の回る忙しさ。 農家にお邪魔して状況を聞くと、天候不順で生育が遅れるよりは「気分的には楽」なのだそうです、個人差はありでしょうか。

追いかけるようにリンゴの花が咲きました。以前も書いたようにリンゴは葉が花の先に来ます。桜や桃と同じ「バラ科」ですが、思わね違いがあるものです。もっとも山桜も葉が花より前に来ると言いますが。
生育が順調でもどこか喜べないのが福島県の農業、先ほどの果樹農家も連日のように報道される東電福島第1原発の事故収束のもたつきに怒りも露わでした。ロボットが2台とも回収できず、またポンプが止まっていて汚染水の海洋流出「ポンプが8台とも止まるのはどういうことか」、これは東電事故現場ではないものの、首相官邸への無人飛行機にもセシウムとなると「首相と言うより原子力行政に対する嫌がらせ」。気持ちは何となくわかりますが、国民の原子力に対する不安をかけたて、またそれが被災地福島に跳ね返ってきます。
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