例年より、少し早い桜を気にいしていたら、福島盆地は「桃」と「梨」の花の時期になっていました。花より葉が先に出る「りんご」も間もなくです。

春の嵐と言われていた低気圧の影響もさほどではなく、順調な開花に程よいお湿り。雨や曇天の時は「凍害」の心配はなく果樹農家はかえって気が休まります。一昨年でしたか、白い梨の花の上に雪が降り驚かされたことがありました。ともあれ、順調な春です。

どうも順調でないのが、福島原発事故現場、格納容器に投入した2台目ロボも回収断念とのこと。別に映像を送ってもらえれば格納容器内のモノを取ってくるわけではないので、回収できなくとも実害はないのですが、事故の複雑さと深刻さを物語ります。東電は「容器の内部がわかった」「大きな損傷はなかった」と太平楽なコメントを残していますが、そもそも事故直後にはメルトダウンも認めず、順調に冷えてますと空々しいウソをつき続けていた会社なので、どうも信用が出来ません。カメラを積んだロボットすら回収できないのが収束作業などとても出来ようもないと思うのですが如何でしょうか。
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