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切支丹の里
宮城県の最南端、丸森町筆甫。この時期桜が満開です、ですから仙台より南でも桜の時期は仙台とほぼ一緒か。この福島県境の地域が先頃いきなりクローズアップされました。福島県に近く原子炉の水蒸気爆発に伴う放射能の拡散ルートにあたったため、比較的線量が高いとされる地区です。

伊達藩の最南端、宿敵相馬藩と隣接するこの地は、歴史的にさまざまなドラマがありましたが、今は林業も畜産も衰退し、静かな過疎の村でした。

過疎を逆手に取った有機農業を推進していた丸森町、東電も宮城県も福島県外の汚染の実態をあまり公表したくない、色んな思惑が交錯した地域でもありました。その辺の実情は語る立場ではありませんが、やはり原発事故は深刻な実情をもたらしたようです。

相馬市市玉野の取引農場から本社に戻る途中に、近道をすれば通る地域でもあります。

DSC_3252.jpg

地区中心部の分岐路近くにある観音堂、茅葺きの屋根以外特に変哲のないお堂ですが、マリア観音と言います。キリスト教信者がマリア様を祀ったいわば教会です。説明書きを見れば慶長年間、関が原から江戸幕府成立の頃。この時代の切支丹を「隠れ切支丹」と呼ぶのかどうかわかりませんが、いろいろ経緯のうえこの地の信者も伊達藩の手によって処刑されたようです。

DSC_3250.jpg

神仏混淆ならぬ神仏キリスト教混淆、一神教でわが神絶対でさらに偶像崇拝を否定するイスラム過激派が見れば悶絶するような祀り方ですが、神仏とともにマリア様とおぼしき像も祀ってありました。
もっとも多くの神仏を崇拝すると言うより御上の目を逃れる手立てだったのかもしれません。このような歴史をたたえた静かな山村の暮らしも、遥か太平洋岸のしかも他県の原子力発電所事故により一変しました。
2月に東京で開かれた被災三県の商談会、「福島以外は地震と津波に被害で被災三県と言う括りは商談会には馴染まないのでは」と言うと、「本県も原発に関わる風評は深刻です」と、宮城県の担当者が絞り出すような声で発した声が忘れられません。


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