福島市中心部のソメイヨシノは満開から散り初め、週末は花吹雪か。 例年になく駆け足だやってきた今年の桜、「遅いよりは早い方が」と言えなくもないのですが、やはり少々のずれでも「笑う話」になってしまいます。ここが少々の気象変動でも「時期」がずれることによってプランニングが台無しになる農業との共通点。

近燐の神社の桜の木、ここは福島の中心部からは7.8km離れているので「もう直ぐ満開」の状況、週末見頃かと思えば恒例の花見祭りとそれに合わせた例大祭は翌週とのこと。奥まった場所で住宅団地の陰に隠れてしまい、遠くからは見えません。近くの人たちが「知る人ぞ知る」と言う隠れた名所。細やかな細やかな「地元商店街」が設置した赤灯篭も所在なささげです。

神社前では例大祭に向けての準備中。それにしても「間が悪い」神社関係者のため息が聞こえそうです。

参道整備のバックホーも桜を散らさぬようにと気をつけながらの作業、団地の住民も「寒いときにやっておけば」と言いながら通りがかりますが、文字通り「あとの祭り」。 このような事を繰り返しながら、人間と自然との折り合いが続きます。今年の例大祭は葉桜かも知れませんが、それも一興、桜が散ると「もも」「梨」「りんご」そして新緑です。
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