共同研究をしている山形大学工学部は山形県米沢市にあります。福島市からは国道13号で1時間少々、栗子峠(実際通るのはトンネルですが)を挟んで福島から見れば反対側。 昨日はやはり共同研究先の福島大学の研究者と打ち合わせのために米沢へ。そして今日、秋田の乳頭温泉で事故のようでテレビに乳頭温泉の積雪が映りましたが、米沢も市内にはまだ相当の残雪。

秋田の秘湯ならまだしも、雪のかけらもないみちのく福島の、国道で1時間先に積雪の世界があるのは驚きです。この気象上のどうしようもないハンデキャップが、上杉鷹山を始めとする「殖産工業」を生んで、高等工業専門学校から山形大学工学部に至る工業集積、工学研究や人材育成に進んできたのでしょうか。

福島に戻ればこちらは梅。梅花を校章とする高校の玄関先の梅。こちらは先の震災で校舎が壊れたため一部仮設のまま。福島のハンデキャップは目には見えないものもありますが、負ったものを悔やむより、逆境に負けず先に進みましょう。
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