大寒も過ぎました。大寒と立春の間は最も寒い時期とされています。冬至からひと月、日足は伸びましたが寒さは相変らずです。

この冬は12月の気温が思いのほか低く、その影響でビニールハウスでも野菜の生育が遅れ気味です。その分、糖度等の品質は上がるのですが。

野菜の「ニラ」です。あまり一般的な野菜ではありませんが、独特の風味にファンも多い葉物野菜です。有機栽培特有の淡い色彩ですが、画像からでも肉厚の重量感が伝わります。 30cm以上にならないと収穫しないので、まだ半分の伸びと言ったところでしょうか。キャベツやほうれんそうと違って、種をまいて収穫して、また種をまくと言うサイクルではなくて、伸びたニラを根元から刈り取って収穫し、また葉が伸びるのを待って収穫するものです。その年第一回目の刈取りを一番狩り、そして二番刈り三番刈りと続きます。当然後の刈取りの方が品質は落ちます、でもその落ち方を最小限で止めるのが「土づくり」生産技術の真価が問われます。
三番刈りでも四番刈りでも「肉厚」の高品質を保つ努力が寒さの中でも続きます。
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