小寒を過ぎもう直ぐ大寒、二四節季の大寒と立春の間が一番寒いのだそうですが、何れにしても真冬です。 冬の空も結構気まぐれで、晴天かと思えば突然荒れます。地域の名勝「千本松」、先頃は珍しく古都京都に積雪があり、金閣や清水寺が「この世のものとは思えぬ」ほどの美しく雪化粧していたことが話題になりました。

実はこの松の周辺に採石場が出来て、松が埃だらけになっていました。やがて採石場が撤退して、元の景観が復活した矢先に、採石場跡地を放射性汚染部物質の「仮置き場」と言う要請があったのですが、激しい反対運動がありました。
まるで室町時代の水墨画を見るような「雪」と「松」のコントラストですが、この松には平安末期と伝えられるの伝承もあって地域の人達の心のよりどころになっています。
この地の自治体の長は、いわゆる「御用学者系」の研究者を重用するタイプ、その点南相馬市長とは異なります。どちらがいいのかは判断できませんが、そこはもはや「神の領域」。人が判断できるとすると「世紀」単位の時間が必要です。

政治家とは因果な商売で、市内にはこのような看板も立ちます。先の市長選挙では周辺の現職首長が枕を並べて討ち死にする中、見事当選を果たしました。
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