衆院選当日、予報では列島大荒れと言う事でしたが、福島では夕方になって小雪が舞い始めました。 解散の理由がないという声もありましたが、「勝てるタイミング」と言うのも解散理由で、時の総理はそう決断したまで。それを国民はどう見るかです。前政権への落胆を国民はまだ忘れていないというのも早い時期の解散に繋がったのでは。大震災当時の「総理」「官房長官」「経産大臣」は皆苦戦の模様、「さもありなん」と言うのが福島県民の大方の声でしょう。

さくらんぼ畑の雨よけパイプハウスにも雪が舞い落ちます。これから剪定(枝落し、小枝の整理)、ちょうど半年後の収穫に備えます。 討ち入って「殿の御印頂戴したい」と園主は嘆いていました。12月14日は赤穂浪士討ち入りの日、今年はテレビでも見かけませんが。相手が政治家ならば「選挙」がありますが、相手が民間企業や官僚となると、そうそう声を届ける術はありません。

午前中、雪が降る前の画像。熟し切った柿が、朽ち落ちるのを待つばかり。今年も寒々とした光景が続きます。干し柿生産再開の区域も広がりましたが、検査など余計な手間と休止期間に入りこんだ他産地との競合は激しさを増します。 かつて「あんぽ柿」として日本一を誇った干し柿産地は、後塵を拝しながら2重3重のハンデを負ってしまいました。
民間企業の方は、漁業者に対して「汚染水を処理して計測して、基準値以下なら海に放出させろ」と交渉しています。漁業者は風評被害の拡大を危惧して首を縦に振りません。 農業者に言わせれば「当然のこと、測っているから安心と言う消費者は多くない」、何十年かけて培ってきた顧客が戻らない苦境が言わせる言葉は説得力があります。
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