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水田農業の危機
今年のコメの売渡し価格が急落して、稲作農家が苦境に立っています。
少子高齢化による消費マーケットの縮小、パン食の増加など趣向の変化は今さら言うまでもないのですが、さほどの豊作と言った年でもないのにも拘らず、在庫の増大のため26年産米の新米価格の低落になりました。

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永年にわたり、伝説的な名品扱いをされていた「魚沼産コシヒカリ」でさえ価格の低迷、一般的なコメさらには風評被害を被っている福島産米などは文字通り「二束三文」の扱いです。
奥羽山脈から流れ出る清流で丹精込めた「コシヒカリ」も、農家が再生産を躊躇うような状況です。もっとも、躊躇ったところで打切れる農家はまだ幸い、設備投資や農地の賃貸契約などによって、状況はどうあれ来春には作付をしなければならない農家も多くあります。

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もっとも、水田は水路の確保によって文字通り「水稲」が栽培できます。途中で水路が切れるようなことがあれば、その下の多くの農家に迷惑が掛かります。日本の稲作は「契約」や「協定」はなくても多くの関係者の共同作業で維持されます。

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歴史的ともいえる水田農業の転換期、昨今の「ぺヤング」のゴキブリ混入騒動を見るまでもなく「安心」が大前提で、その上経営的な「業務の維持」が必要になってきます。業務の維持とは事業競争力の強化、価格競争に走れるようなコストの余裕はありません、大規模経営ほど事業赤字が出るような実態。
せすから、品質による差別化を図りコストも下げるような方法が必要になります。[方法が必要になります」と言う表現ではなくイノベーションが無ければ、日本の水田農業が維持できないような状況とも言えます。

ここで難しいのは、多数の農業経営が同じ方法を採れば「差別化」「競争力」にならなくなること。ここに肥大化したJAの問題点も凝縮されます。
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