あわただしさの12月。雨の師走の入りから早1週間、今度は雪です。思いがけなくもと言ってもそこは「東北」、サタットレスも履き替えが進んでおり四国の雪のようなパニックや混乱はさすがにありません。

今年は暖冬と思いきや、早い雪の到来が師走の慌ただしさに拍車を掛けます。「あの日の雪」もこんなだったと思いだす雪もあります。平成23年3月14か15日、震災の11日は晴れ12日からの水素爆発も晴天の空に爆発の白い水蒸気が映っています。震災の翌日に停電は解消しました。上水道は4~5日かかりました、復旧の情報は入りましたが、ところが蛇口から水が出ません。考えられるのは引き込んだ宅地内での断水、水道工事店に連絡しても、早くて行けるのは1週間とか10日後と言う連絡。もっとも当たり前の話で、福島市内全く同じ条件、断水中のところをまだまだ多く給水車Bの手当てもしながらで、人手など間に合うはずがありません。

絶望的な気持ちでいると、震災の何か月か前に台所の給水管事故で1度だけお願いした業者さんが、何とか翌日来てくれました。それも工事担当ではなく、通常内勤をしている事務担当者、しかし餅は餅屋で事務担当とは言え現場で図面やら見積りやらを担当している立場上、なんとなくトラブルの見当はつきます。庭の一角、断水場所の目星ををつけて掘り起しを行ったのもこんな雪の中でした。
3月中旬の午前中、雪の中の水道管探し、あと少しずれていて犬走りのコンクリートの下だったらば重機の世界、それこそ10日後の復旧になっていたことでしょう。水道屋さんも「お客様にすみません」と何度も頭を下げてもらいながらの作業でしたが、こちらも「無理言ってすみません」と感謝の気持ちのお手伝い。
色んな方々の好意で何とが生活が保てました。そこへ行くと、震災の復興を阻害迷走させている元凶の「東電」その対応はいただけません。次回のブログはそこに触れたいと思います。
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