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晩秋の異変
ちょっと大変なことかもしれません。

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いつも書いている福島の晩秋、庭にも街路樹にも晩秋と言うか初冬の佇まい。自転車通学の中高生もマフラー巻きながら伊達の薄着で、コートの類は無理して我慢をしている様子。通勤のサラリーマンは我慢も限界でしっかりとジャンパー姿で自転車を漕いでいます。

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やや暖冬気配ながらいつもの11月中旬、紅葉から木枯らしの季節にとんでもない光景が紛れ込んでいました。
前から書いているように、今年は早くて9月のお彼岸の頃は稲刈りが進み10月の声を聞くころには半分近くが稲を刈っていたのですが、ところどころの水田にまだ稲穂があります。

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今日改めに稲を刈らない水田を見て、これが話にに聞いた「収穫放棄」と言う事かと思いました。農業は基本的に「産業」なので経済行為。コストをかけて収穫の近くまで来たものを放棄するのかと言う事になるのですが、そこに異常なコメの販売価格があります。異常な安値が来ました、一俵当たりの内渡し価格が7000円台。10a八俵収穫しても10a(反)当5,000円台。となると再生産や収穫の意欲まで無くなります。

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むろん収穫放棄は経営的には不合理な話で、放棄したところで農機具や施設の固定費が減るわけではなく、苗や肥料などの変動費も相当数出費をしているので、ここで栽培を中止しても得るところは少ないのでしょうが、俗にいう「心が折れた」状態なのでしょう。それとも農政に対する抗議なのか。農政と言っても先に書いたように「農業も経済行為」煎じ詰めれば農業経営者の自己責任の問題なのですが、甘い言葉で経営を拡大させられたうえでの方向転換、農家としては「梯子を外された」との思いもあるでしょう。
この辺は農政の歴史や経緯、農家のメンタリティの問題でもあるので、いつか改めて、順序立てて書きたいと思います。
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