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晩秋の風情
10月も月末になると晩秋の香りが漂ってきます。29日に吾妻山に初冠雪、新聞によると昨年より12日遅いとのこと。10月下旬が普通なので、平年並みと言う事でしょうか。

麓では梨の収穫はほとんど終わり、樹上に残っているのは最晩生品種、これらの品種は年末にかけて出荷され来年の春先まで食味が保たれます。

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秋の日差しを浴びて「黄金」に輝きます。梨と言えば思い出すのが3年前の原発事故当年、福島産梨が関東市場で嫌われ関西に流出して鳥取産梨と競合、鳥取産が市場にだぶついて値崩れを起し「騒動」になったこと。

このような最晩生の大型梨は、青果市場と言うよりも愛好者向けに特別に販売するこだわり品、ギフトなどにも使われます。ですから、原発事故以来は販売不振で「梨の木を切る」べきか園主は悩んでいます。かと言って共同選果から市場に流れる「幸水」「新高」等の主力品種も値が取れず、JAと東電の交渉も遅々として進まず、離農が進むばかりです。
定点的に放射能災害後の福島を取材しているアメリカの撮影クルーは「暴動が起きないのが不思議」と言っていました。

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逆にこれから旬を迎えるのが、りんごの主力品種「ふじ」。青森産より早く花が咲き遅く収穫するので、光合成の時間が長く果実に果蜜汁が入るのがこの産地の特徴です。しかし、気温の成果青森産ほど表面が赤くなりません。「真っ赤なりんご」度では青森産に分があります。しかし、十分陽を当てて着色を進めようと「たま回し」と言う作業に余念がありません。

リンゴは桃より日持ちがするので、JA出荷に頼らず「こだわり品」で直売の比率が高くなります。震災前の顧客は、いわゆる風評被害で戻らず、支援需要も3年たつと息切れ気味。苦悩と一緒に秋も深まります。

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