福島市の家庭菜園を楽しむグループの収穫祭が行われました。近づく台風を気にしながら、予定を繰り上げての大急ぎの準備、芋ほりや枝豆の収穫からです。

今年は郡山市の市民グループも駆けつけて「任意組織の急ごしらえ」にしては盛況です。プロの農家集団とはまた違った「疑問・質問」それなりに高度なことも聞いて来ます。

農具に関する「こだわり」や「うんちく」、最近はホームセンターが工夫したものを安価で販売するようになり、そのあたりの情報交換も盛んです。

福島市の郊外、交通手段は自動車しかなく一般の芋煮会のように、ビールと酎ハイと言う訳にはいきませんが。和気あいあいと食事が進みます。

有機栽培のおいしさを堪能しながら、「落ちてくる雨」を気にしつつの食事で、ある意味何ともスリリングな展開です。

どうしても企業や教員の定年退職者が多い傾向は否めませんが、農業志向の若者、食の安心に興味のある若夫婦などもいて連れてきた2歳児が平均年齢を引き下げてくれます。
放射能のリスクは「割り切ります」を言う見解です。逆に息子夫婦の帰郷を待つ夫婦が、震災を機に息子夫婦が東京近郊に永住することになり、福島を離れて息子夫婦と同居する道を選ぶ話もありました。 何気中会話の中でも、まだまだ災害の影を落としています。
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