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「食べて応援」と言う勘違い
収穫の秋もたけなわ、春の山菜、秋のきのこが壊滅状態の福島中・浜通りでも、水田や秋野菜の収穫時期です。

いわゆる「風評被害」対策として・中央官庁の音頭取りで「食べて応援」のキャンペーンが見受けられます。
しかし原発事故から、3年半以上一過性の対策ばかりを講じていてもしょうがない時期です。何日か前にも書きましたが食の安心は受け取る側の「主観」、検査結果などの科学的な情報に伝達手段・情報の信頼性で初めて消費構造上の「安心感」につながるわけで、そのプロセスを踏まず、食べて応援と言う「現実的な需要」を求めても、あくまでも「その場限り」。

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どう考えてもダダ漏れの汚染水を「コントロールされている」と言い張る政府。地下水バイパスを経由した事故現場に流入前の地下水は検査の上で海洋放出という事になりました。今度は東電は放射性物質除去後の汚染水も排出させろという話。その渦中でも除去装置「ALPS」の一系統がトラブルとのこと。

「海洋放出」の許可を地元の漁協関係者に取りつける、と言う論理も「太平洋は地元漁民のものか」ということになりますが、まずは深刻なのが「地元魚介類への風評被害」というのが東電と漁協側の意向のようです。

対応として排水時の放射線量を測定して流す、試験操業で魚介類の放射線量を測定する、水揚げされた水産物のモニタリングを行う。という事なのですが、測定・モニタリング結果と言う(化学的と言われる)客観情報よりも、一般的な消費者は「コントロールされているという政府」「安全確保に対するハードルを下げ続ける東電」「がれき処理時に飛散した放射能の事実を未確認の事項として約10ヵ月間伏せていた農水省・東電」等々、一般的な国民が知りうる情報は「情報の信頼性」に「?」がつくものばかり。

都合の悪いことは「隠匿」と言わないまでも「後出し」する体質・体制を以て、「安全情報を出しますので私たちを信じて安心してください」といわれても、「詐欺師が自らを詐欺師と名乗るか」と言うのが一般的な国民の心情。
ここの構造的な不信の連鎖を壊さないかぎり、「風評被害払拭」など絵に描いたモチ。

DSC_2418.jpg

飯坂温泉の通称[けんか祭り」も近づいて来ました。本来秋祭りは秋の採り入れを祝うためのもの。場所柄「観光的な要素」になるのはやむを得ませんが、観光面での風評被害も深刻ですが「食の安心」はもっと構造的なもの。

国・東電 VS 県・県民という対立構造かと思えば、県のトップになろうという知事候補者に与野党相乗り、あげくに「放射能の拡散データを握りつぶして家族は逃がした」との怪情報も流れるに至り、ただただ戸惑うばかりです。
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