収穫の秋、実りの秋。大して喜べない「秋」も続きますが、やはり空気が澄んできて食べ物もおいしい季節です。
実りの秋は「農家」の専有物ではなく、等しく家庭菜園にも訪れます。

福島市の西部、萱場地区。文字通り萱野で、農業に不向きだったやせ地ですが良質な堆肥を多投して、見違えるような菜園になりました。 福島市の家庭菜園の実践教室から巣立った有志の皆さんで運営する「わくわく体験農場」学校給食用のジャガイモの供用も行っています。

運営リーダーの佐藤さん、同じ市内の東北部から約20分かけて通います。 「種がこぼれて勝手に生えた」と、笑いながら紹介してくれた「瓜」もこんな大きさ、プロ顔負けの生産技術です。プロの農家が出来ない真似と言えば、なかなか商品作物にはならないような「珍品」の栽培。

例えばこの唐辛子、ナス料理などと合わせれば主役のおいしさを引き出します。いまや、農地など「ただ同然」で借り受けられます。周囲の果樹園も廃園が多くみられ、何ともさびしい限りですが、農業好きにとってはここはパラダイス、お金を掛けずに体を動かし、新鮮でおいしい農産物が山ほど手に入ります。

新しい人間関係も築けて、「動きたいとき動く」人間本来の姿を実践と、集まる有志の意気の上がること。10月5日は郡山市の同行の志と交歓会を兼ねた収穫祭を開くとのこと。そのチラシもいただきました、来賓としてお名前を使っていますとお断りいただきました、来賓でも何でも構いませんが私の名前に「先生」とつけるのだけはご勘弁を。
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