旧盆を過ぎると、秋の気配がすると言われる東北地方です。 夏の甲子園も後半に差し掛かると涼しい風が吹くと言われるそうですが、今年は台風で開会そのものが遅れました。 関西も雨模様で、カッと照る太陽が待ち望まれる天候のようです。

わざわざ探さなくとも、自然を相手にする農業現場、あちこちで秋の気配を見ることができます。 写真はぶどう畑、「巨峰」の房に袋がかかります。袋かけは7月の仕事ですが、袋の中でぶどうの房が肥大している様子が感じられます。収穫まで約一月、秋の味覚がそこまで来ています。

同じころ早生種のリンゴ「千秋」などは収穫期ですが、このりんごは主力品種「ふじ」晩秋の収穫になります。肥大とともに赤く色付き果肉に「蜜」と呼ばれる濃縮された果汁が溜まります。 青森のリンゴほど鮮やかな「紅」色には色つきませんが、繊細な果肉と濃厚な蜜のコントラストがこの地方の「ふじ」の特徴です。
しかし、季節はまだ夏、桃の終盤戦「川中島白桃」はこれからが本番。そして早生梨「幸水」と続きます、幸水はまではあと一週間、この時期になるとちらほら、アキアカネが飛び交います。
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