半端ない直射日光が降り注いだと思ったら、一転の豪雨と稲光り。「夏だ」と言えばそうなのでしょうが、「冷夏」「長雨」よりまだましか、と慰めるしかありません。

最近あちこちで見かけるのが太陽発電パネル。ここは福島市の郊外、何年か前に撤退した遊園地の跡地。使われなくなった遊戯の残骸を見るよりも、クリーンエネルギーを生産する太陽光パネルが設置される方がよほど気持ちはいいのですが。長期にわたる採算性となると疑問視する向きもあります。
以前の自民党政権が潰えて、民主党鳩山政権が華々しく登場して「事業仕訳」と「CO2の排出削減」を打ち上げました。鳩山政権は結果的には沖縄の基地移転で墓穴を掘ってしまったのですが、一瞬でも新しい時代の到来を予感させました。
霞が関から、思ったほどの埋蔵金が出てこず「事業仕訳」も仕訳人のパフォーマンスで終わり、化石燃料の抑制によるCO2排出低減の正体は原発による電力によるところが大きかったことを考えると、あの光明は「夏の夜の夢」だったのかと言う気になります。 もっとも、風評被害に悩むある果樹農家は、一連の風評被害の発端になった枝野官房長官の「直ちに健康に被害の出る・・・」の会見がいまだに「夢に出る」と言っていました。その枝野氏も民主党発足の頃は、舌鋒鋭く「長年の無駄遣い」に切り込む仕訳のHIROでした。蓮舫議員ともども最近お見かけしないのですが。

先日話題になった検察審査会の関連でも、事故直後に現場を混乱させ、初動を遅らせた菅元首相の責任も問うべきだという意見も根強くありました。誰もが被害の抑制のために、懸命に動いた結果なのでしょうが「結果責任」を持ち出されれば、そう反論は出来ません。もちろん罪を問うとは違う次元のことでしょうが、権力者の責任とはそういうものなのでしょう。
菅ならぬ韓も、そして露も、権力者が崖っぷちのようです。庶民の暑い暑いの悩みなど些細なものかもしれませんが、それにしても暑い。
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