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真夏の土づくり
今日から相馬野馬追祭りが始まります。そして、申し合わせたような猛暑。福島だけではなく全国的な猛暑に列島は悲鳴を上げています。

涼しげな話題と言えば、原発事故現場のトレンチ(地下溝)に流入する水を止めるための凍結止水がうまくゆかず、つまり水が凍らず、ドライアイスを投入して見たというもの。
事故直後から、冷却水の水漏れの対応で「稲わら」と入れて穴を詰まらせたとか、水の流れを見るために「入浴剤」を入れて水を白濁させたとか、とてもハイテクとは言い難い対応の数々。機械的に凍らないので、ドライアイスと言う発想も止水くらいは何とかなっても、これからの凍土壁となると相当な覚悟が要ります。関係者にとっては「身の毛がよだつ」出来事でしょう。


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野馬追ならずとも、福島市でもあちこちで夏祭りの飾りつけを見るようになりました。いつも通りの夏です。

いつも通り桃も、間もなく最盛期を迎えます。

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早生の「暁星」と主力の「あかつき」のはざま、わずかに空いた時間を利用して、ここ「渡辺果樹園」では土づくりに余念がありません。

これは、米糠を微生物で発酵させた[EMぼかし」。土壌改良に使います。まだ忙しくなる前の3月頃に仕込んでおいたもの。「ぼかし」とは、米糠や魚粕など有機質を微生物で発酵させ、有機肥料などを作る技術。
この場合は米糠単独なので、肥料成分と言うより分解促進の有用微生物を増殖させるのが目的。

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ここの農場では、プラスチックコンテナに袋を入れ、密封して嫌気状態で発酵させます。表面に白く見えるのは白カビ、空気が入るとカビが生えますが、この程度の白カビなら「ぼかし」の品質に問題りません。

私たちの農家グループは、ほとんど除草剤は使いません。草は刈ります、梅雨から盛夏時の雑草の伸びは相当なもの、それを機械を使って刈り続けます。とすると、刈った草は農地に残ります。これも大事な有機質、それを発酵分解させて土中に取り込みためにも、今の時期のぼかし(=微生物投入)は意味があります。

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汗だくになりながら、ぼかしをコンテナから通称ふり桶にいれて果樹園の表面に散布します。
彼は新潟大の農学部出身。コメの勉強のはずが縁あって果樹栽培、しかし土から作物を育てる原理は一緒。この作業は来年の美味しい果物につながります。

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