関東甲信は梅雨明けとのことですが、南東北はまだ宣言はありません。しかし、梅雨空から太陽が顔を出すと、30℃を一気に超えます。夏至からひと月、日足も短くなりました。
毎日新聞のスクープ、「東電で汚染水のタンクに中古品を使っていた」昨年の汚染水問題の国会招致でも東電社長はその事実に触れておらず、毎日新聞の取材に対して広瀬社長は「随分古い話ですよね、にわかには記憶はない」との回答。
非常時でタンクが林立する事態で、タンクが新品・中古品など枝葉末節のようなもの。東電としても都合の悪いことはあえて言うはずもなく、たかだか10か月前の国会発言も「随分古い話」にしてしまいます。 新聞ももう少し、コトの本質に迫るような取材が必要なのではないかと思います。もっとも「一見仔細と見えることを積み重ねて、本質に迫る」と言うことも大切なのでしょうが。
恒例のような東電バッシングの間にも季節は移ります。雨の三連休が明ければ一気に夏休みモード、少子高齢化のおり少々さびしい人数でも、ラジオ体操が始まりました。

甲状腺がんの問題など、各種の報道や見解が入り乱れ、心労が続く福島の親ですが、ともあれ子供たちは至って元気です。
早生桃の「暁星」もおいしく仕上がりました。色付き糖度とも申し分ありません(早生種としてですが)。中生の主力品種「あかつき」よりやや小玉なのが特徴(というか欠点)です。

化学肥料を使わずに栽培すると、また糖度の質が違ってきます。糖度計では度数でも、「エグミのない」と言えば抽象的ですが、上品な甘さに(もっと抽象的か)に仕上がります。

あと1週間後に控える「あかつき」の収穫のため、反射シートも敷かれました。太陽に光は上からしか降り注がない分、地面に敷いたシートで逆に下から光を当てます。 さまざまな工夫の末に、納得の味覚が出来上がります。さらに旧盆過ぎからは晩生の「川中島白桃」、風評と言う見えない敵と戦いながらのもも収穫は、あとひと月続きます。
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