いまの時代、1年を通じて供給が可能になっているきゅうりやトマトですが、「基本夏野菜」。今のが季節がやはり旬です。

ビニールハウスの構造や暖房の有無や性能にもよるのですが、3月に定植することが多いのがこの地方です。きゅうり、トマトもおおむね同じ時期に植え付けするのですが、きゅうりの方が約一月早くから収穫できます。
農業を生業としている専業農家では、このひと月の差が大きくて、子供が通う学校などの支払いがあるので早くお金になる「きゅうり」を選ぶ、そのような選択の農家が昔は多かったと言います。

現在この農家はトマト専業、甘さに自信がある分差別化をしやすいミニトマトを選びました。大型トマトを作っていた大型ハウスは今年の冬の雪害で使用不能になっています。資材が入らず修理・再開は一年越しです、しかし周囲の農家も高齢化が進み、栽培をしない農業施設が目につきます。ピンチはチャンス、それらを引き受けて一気に規模拡大をします。粗悪品乱造ではなく、いいものを計画的に。原子力災害の風評被害、雪害、乗り越えようとする農家の後押し、が現在の業務です。
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