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「暴走中年」の責任論
福島県知事の軽重が問われることがまた起きました。石原環境相の「最後は金目でしょ」発言で、福島県と地元自治体が反発を強めています。まあ、それはそうですよね。

ここ何回か書いた道路建設、要は「放射性物質の中間貯蔵施設へのアクセス確保」と言うことで、異様に急いだ工事を進めているのですが、肝心の[中間貯蔵施設と言う名の実態的に最終処理施設化]を否定できない施設の設置場所が決まりません。そのいら立ちから、ぶら下がり取材で余計なことを言ってしまったという新聞の解説ですが、この大臣何度かの前科があります。
事故現場を第1サティアンなどと茶化していました、実態的に首相が閣僚の首を切ったとしても、トカゲのしっぽ切りで、何か実態が変わるわけではありませんが、やはりこの大臣の首は切ってもらわないと、復旧・復興の体制や姿勢が疑われます。前政権の経産大臣が、(防護服の放射能を)くっつけてやると言った(といわれる)ことで辞職に追い込まれましたが、被災者の尊厳の見地からは今回の方が傷は深いと思っています。
もっとも、辞任の経産大臣の後任には、風評を煽る「直ちに健康被害」云々の前官房長官に出てこられたのには驚きましたが。

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近隣でも、除染作業が続いています。しかし、除染をしてもらっても線量が下がるだけの話で放射能災害がなければ思いもよらなかったこと。例えば「屋根の瓦がずれた」「壁面の塗装が落ちた」「庭の草木が剥がされた」もちろん大規模な破損には保険が適用されますが、除染をしてもらったとしても、住民にはメリットはなく、立会だヒアリングだと余計な手間暇と出費がかさみます。

被災地はゴネてれば「お金が入るのだろう」と言うようなことはなく、全くの泣き寝入り。空前の(絶後にしてもらいたいのですが)国難に対して、出来る限りの協力と忍耐を続けているもので、「最後は金目でしょ」と言うのは「それを言っちゃあお終いよ」の世界になってしまいます。
もちろん詐欺まがいと言うか、まるっきりの詐欺で「賠償」をせしめる犯罪者もいますが、これによって正当な「補償」「賠償」が行われないようでは、それこそ世も末です。

DSC_2076.jpg

除染事業で、地元にお金が落ちていることは否定しませんが、どう見ても潤っているのは元請けのゼネコン。せめて現場近くのコンビニで作業員のお弁当が売れている程度の経済効果しか実感しません。

辞職で溜飲を下げるとかその次元の話ではなく、歴史的な困難に挙国一致で臨むような「気概」を見せて貰いたいものですし、失言官僚の「首」も獲れないようでは、県知事の再選も難しいような気がします。
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