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4度目の梅雨入り
東北南部も梅雨入り、震災から4度目の入梅です。
地震、津波、放射能災害と当地としてはそれどころではなかったのですが、平成23年は豪雨の年でもありました。西日本で長雨が続き、福島でも会津地方の只見川の洪水、水力発電所や鉄橋の破損などの被甚大な害がありました。

このところの猛暑から一転、例年から早めの梅雨入りになりました。放射能災害の爪痕も癒えないなか、これ以上の災害は全く御免被りたいと思っています。

「東電福島第一原発の事故現場でトラブルが起きるたび風評被害が再燃する」という福島県知事のコメントを紹介した矢先、またも流出があったようです。それも当初東電は、「タンクから漏れた汚染水は堰内で止まっている」発表でしたが、一転「堰外にも流出」と訂正、これで風評の逆風がまた増してきます。

DSC_1947.jpg

仮設住宅での孤独死が相次いで出ています。そう高齢でなくとも、非日常の暮らしに疲れは蓄積されているようです。
最長二年の想定の仮設住宅も、すっかり悲しい生活感が出てきました。日々の生活の癒しのはずの草花も、もう住居に根を下ろしている感じがします。プレハブの仮設で、また湿気や暑さとの闘いがはじまります。入居費不要、慰謝料付と揶揄する向きもありますが、金でどうこうと言うものでもないように思います。人間には我慢や辛抱にも限度があります。

梅雨の語源で、梅の実の熟す頃だから「梅雨」と言う説があるのだそうですが、たしかに梅の収穫は6月です。
梅は梅の実に放射能が出続けていました。幸いと言うか、梅は桃やリンゴに比べて出荷量が微々たるものなので、そう大きな影響はありませんでしたが、農家にとっては小なりといえど出荷を目的にした換金作物には変わりません。

ここの農家は、梅の木を伐り「菊」の栽培に切り替えました。お盆用の菊、切り花で時期になるとスーパーやホームセンター時によってはコンビニでも売られます。「食品だと風評被害があるが花だと影響が少ない」と言うことでJAなどの指導のようです。露地栽培なのでコストもそんなにかかりません。

DSC_1945.jpg

ところが、問題はかなりのギャンブル性がある品目、天候等の都合で出荷がお盆(旧盆)から外れると商品価値がほぼなくなること。
考えてみても、お盆休みの墓参りに間に合わなかった仏花に商品価値はありません、「丹精こめて栽培した花できれいですよね」は何の意味も持たない特性があります。
モノ余りの日本で、ソースを失ってまた新たなソースを作り事業化することなど容易いことではありません。地域独占の電力事業、監督官庁の顔色を見れいれば安定的な利益が得られた電力会社に、この辺の経済の仕組みを説明するのは大変です。
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