ビックコミックスピリッツが増刷の上売り切れとのこと、小学館の商売は成功だったということでしょうか。 編集部の見解と言うのも読みました。エンターテーメント誌が社会派ぶったご高説でしたが、「はいはい」これで幕引きね儲かってよかったね、と言う感じしかしません。 逆差別と言えばその通りなのでしょうが、コンビニで弁当やたばこと一緒に買ってゆく青年コミックに、「私たちの未来を見定めるための穏当な議論へつながることを切に願います」と言うことを、思い描いて購入する読者はいくらいますでしょうか。

五月の連休を挟んで、この話題で持ちきりでした。千差万別の見方考えたかがあり、少数意見や埋もれている現実などを世に出すというのは、大切なことには違いありません。 しかし、いわゆる「人を楽しませる」ことを目的にしていることが(とても重要なことですが)、おり悪くとんでもない災難にあっている人たちをネタにした手法で被災者に不快感と(風評被害等の)損害を与え、「表現の自由でございます」と開き直った挙句「社会的に意義があること」と言っています。

しかし、被災地ではこの間も粛々と日常の生活に追われています。風評に売れようが売れまいが、いつものように農作業をして、生き物を飼っています。
川内村長の遠藤雄幸氏が「風評は瞬く間に広がるが、それを打ち消すのに長い月日と費用を要する」と言っていましたが、モノが売れないという風評ならまだしも、差別や偏見「いじめ」につながるようなことだけは避けなければらりません。
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