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日常と非日常
美味しんぼの騒動が収まりません。小学館も掲載の取り消しや内容についての謝罪はぜず、「お騒がせしました」と言うような型通りのコメント。
「非科学的な」「因果関係はない」という公式見解で、「騒ぎを商業利用」「一部特異な意見を持つ人の戯言」風な収まりを見せるかと思ったら、とことん政府やエスタブリッシュメントの発言は信じない人も多いようで、「表現の自由の侵害」「表現者が悪いのではなく事故責任者の東電が悪い」「原発安全神話を作った国が悪い」と多様な意見出てきました。
さすがに、「除染の効果はなくて福島に人は住めない」「鼻血は間違いなく放射能が原因」と言うことに表立って加担する人はあまりいませんが。

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大学は研究者が自由にものを言うところが特徴であって、個別の研究については学長も助教(昔風に言えば助手)も平等で、福島大の准教授の見解に学長は異を唱えることには学内にはデリケートなところがあります。学長の記者会見後になって「誤解を招く表現は慎んでください、と言いたかった」と言い直したようですが、株式会社や官僚機構のような縦の命令系統ではないことが大学の建前ですので。

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効果がないと切って捨てられた除染業務もいたるところで続けられています。面的除染なので、空き家であっても家主を探して行われます。高圧で壁面を流し、水はバキュームで吸い取ります。暗中模索で始まった頃よりは機材もそろいシステマチックにはなってきました。
むろん完全とは言えませんが、市街地は線量はある程度は低下しているようです。問題は森や林河川敷など除染の困難なエリアの隣接地です。除染と言う何の創造も生まない、安全神話のしりぬぐいのような作業が毎日続きます。

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そんな作業の傍らでは、公園で子供を遊ぶ親子もいます。もちろん公園除染は一番先に行われていますが、武田何某のようなタレント学者が「自殺行為」などと、たちまちネタにするような風景です。世間の注目を引きたい一心なのでしょうが。
安全神話の崩壊、そして放射能リスクに関する多様の意見とデータ。政策の失敗や東電の不作為や違法行為によって作られた放射能リスク、それらを棚上げして、極めて低いリスクで実生活上何の問題もないとする政府と加害企業。リスクを煽って商売にする媒体等。
なまざまな思惑の中で子供を育てざるを得ないこの地の住民。わが身や立場を守ることしか考えない人たちを福島県人はなんとなく察するようになりました。
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