東京から戻りました。農水省とかつての取引先何件か、1件キャンセルが入り時間が空いたので渋谷から山手線で東京駅に戻らず、新宿に出て中央線経由で東京へちょっと余分に桜が見えるかなと思いまして。東京の桜も満開から散り始めか、さすがに上野で下車して上野公園とまではいきませんでしたが柳などの新芽も吹いて一足早い春を見ることが出来ました。

昨日、1日福島を出る前に撮影した吾妻山。左手の山が吾妻小富士、中央下部に見える残雪が「ゆきうさぎ」でこれからこちらの桜の咲く頃にはもっとスッキリとうずくまる兎の形に見えてきます。

その南方に連なる安達太良山。高村千恵子の詩で有名です。こちらの山々「奥羽山脈」に遮断されその西側の会津地方には放射能があまり流れませんでした、東電の原発の水素爆発後、山脈沿いを南下して栃木県那須や群馬県にまで達したのは知られた話。
会津言えば米どころ、そして観光地。その二つが風評被害で苦戦中とのこと。吾妻と安達太良の間を抜けて会津に至るのが土湯トンネル、福島側からトンネルを抜けると有るのが箕輪(みのわ)皇太子妃が結婚前に小和田家一行で何日か過ごされたとのこと。ここから猪苗代町で引退した上野愛子がよく滑っていたリステルスキーファンタジア、星野リゾートが経営するアルツ磐梯はそのさらに西側です。
その他多くのスキー場が点在しますが、スキー体験などの学生の集客がままならないとのこと。学生と言っても侮れません「楽しかった」思い出で社会に出てからリピーターになります。この連鎖が立ち消えることは目先の損失だけではありません。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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