さしもの大雪もずいぶん融けてきました。例年の二倍だろうが三倍だろうが、降雪の経験がないわけではありません。その点、放射能とは違います。
積もった雪が融けるということは水になること。いつもは一筋の瀑布も景気よく流れ落ちます、文字通り滝のように。

この滝の向には社があります、古来信仰の対象だったのでしょう。近くに「弁慶の駒の足跡」と言う史跡もあります、山里も小さな歴史と伝説を紡いできました。

先月の大雪で里山にも被害が出ました。竹林はのめり、雪の重さに堪えかねた立木は枝をそがれます。実に悲惨なのが、過ぎやヒノキの幹が縦に裂けます、何年か前のクリスマス豪雪のときもそうでした。あのときの相当数の農業用ビニールハウスが倒壊しました。今回幸いだったの冬野菜の末期でハウス野菜が少なかったこと、もう春・夏用の苗の準備の時期でした。

とりあえず苗を残った施設で育てながら、資材の到着を待ってハウスの再建を始めます。露地は雪害の後遺症は心配なので、とりあえずビニールハウスを立てながらの農作業になります。トマトきゅうりは5月以降なので、時間的には間に合いそうです。 そんな中、やはり頭痛タネは風評被害、払拭に努めようとしても、次々事故現場でお笑いぐさの失態が相次ぎ一向に風評が止まりません。挙句に賠償の踏み倒しまで始まっていると聞きます。
確かに資源小国の日本、ベース電源云々は議論の対象になるでしょう。しかし、この嘘つき企業だけは何とかしていただきたいものです。
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