訳の分からない事が続きます。 地震・津波と原子力災害。先の大雪で、残雪なか除染が再開されました。

そうこうするうち、今度はPM2.5。警報が出た10府県に福島も入っています。九州北部の問題だと思っていたら、風向きで福島にもやってきました。

まず、色々なものがやって来るところです。遠景がかすんでみえます、もう2月も終わり明後日からは震災から3度目の3月、昨日も福島第一原発の集中管理室が公開になりました。 また当分メディアは、このネタを引っ張るのでしょう。東京電力も折にふれて話題を提供します、前回の汚染水のバルブ開放はまだ原因が究明されていません。機能を失った集中管理室ですが、原子力と言う危険極まりない先端技術を、わずか3年前まで管理していたにしては、なんとも古色蒼然とした計器が並んでいます。
今回の電源喪失は掘削によるケーブル切断でしたが、昨年はネズミの感電。ほんとに大丈夫か?と思わせるような失態の連続に声も出ません。
これだけの事が次々明るみにでると、エネルギー政策以前に人間のモラルの話になります。中国の大気汚染によるPM2.5、かの国に文句を言おうにも、「放射能」「海洋流出」を言われれば二の口が告げられません。

大雪と寒風の中、黙々と続けられる除染作業。冬暖かく夏涼しい快適な生活、それらを下支えしたエネルギーに今度は振り回されています。
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テーマ:うつくしま・福島 - ジャンル:地域情報
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