とにかく大雪でした。雪の少ない冬が嘘のように2週続けてのドカ雪、交通も公共インフラもマヒ状態です。

雪上のゴミが収集車を待っています。棚の空いたコンビニを見ると3年前を思い出します、ただこの辺は電気も水道も大丈夫です。 大震災の時は水道が復旧しても水が来ませんでした、敷地内の配管が壊れました、敷地内は水道局の責任にあらずと、ようやく頼んだ水道屋さんと庭を歩いました、三月の十何日だったでしょうか、あれも雪の中でした。 震災の後の停電で交通信号も点きませんでした、でも整然と譲り合いながら車が流れていました。歴史的な天災のあとでも略奪もなく、整然と日常生活を送る社会は世界に誇るものがあります。

果樹園も雪に埋もれています。暮から雪もなく、比較的仕事が進んだ今年の冬、もう少し雪が融けるまで「一休み」になります。一昨年のように除染のために果樹の表皮を剥ぐような年でなく良かったと思います。

艦船や主要道路の除雪は終わりましたが、氷壁が出来ました。 福島は東北ですが豪雪地帯ではありません、相当前にクリスマス豪雪ということがありました。このような雪はあの時以来かもしれません。もっともそちらはシベリア低気圧による雪、今度は太平洋低気圧。春先特有の湿った重い雪、温暖化による異常気象なのかもしれません。
さすがに雪による家屋倒壊などはありませんが、カーポートの破損や車の立ち往生はいたるところで見かけます。

昨秋13年乗ったランクルを手放しました。このような時はジープタイプの四駆が一番です、いかにランクルでも埋まるような雪ではいかんともしがたいのですが。 近所総出の雪掃きでも話題になるのは「惜しいことをした」と言うランクルの話題、たぶん今頃は途上国の赤土の上でも疾走しているのでしょうが、ご近所の記憶に残っているだけでも幸せな車です。
雪掃き作業は筋肉痛と寒気で、追突された時の古傷、頚椎が痛みます。かれこれ4年前のことですが、たまたまランクルではなくカリーナに乗っていたときのこと、ランクルならばエクグランド如きにこれだけの深手は負わなかったと、せいぜい負け惜しみを言っています。
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