大雪にしてはそこそこの投票率だったというのが[都知事選]の印象です、低いことは低いのですが。 選挙結果を受けて電力株でも上がるのかと思えば返って値を下げました、株式市場と言うのはそれほど単純ではないのか、まだまだヒト山フタ山あると思われているのか。

雪を被った吾妻山ですが大雪の後でもすっきりとは晴れませんでした。今度の雪は強い寒気と太平洋を進んだ発達した低気圧の影響、春雪型の重い雪で阿武隈山系側にビニールハウス倒壊などの被害がでたそうです。
お寒い話題をもう一つ〈東京海上〉不払い、新たに2万5千件「人身傷害」「対物」と報じられました。相次ぐ企業の不祥事、マルハニチロは契約社員の逆恨みと言う意外な結末でしたが、損保は保険の支払が仕事で社内調査の結果判明したと発表されました、いかに大企業で(だから?)も被害者に対する不誠実は許せません。

12日から東京ビックサイトで開かれる「商談会」、スーパーマーケットトレードショーに出展します。中小企業基盤整備機構が準備した、東北3県いただきマルシェと言う企画で被災三県で約200社の出展。岩手・宮城・福島を支援する企画ですが、表立って被災3県と言わないのが良くも悪くも役所的ではあります。
もっとも、その3県も事情は異なり福島はいわゆる風評被害で復興の緒にもつけません。主催者も立場上福島だけを支援するわけには行かないのか。
風評被害の元凶は原発事故と事後対応のもたつき。本音を申せばこのような企画は「原発事故対応の損害軽減策」風評被害対策とおおっぴらに打ち上げれば逆に風評被害を煽るという指摘があり、オブラートに包んだ表現をしているだけ。それを幸いに東京電力は「各企業様が自主的に参加されていることでかかる経費は賠償としてお支払できません」と言うもので、実質的にはこのような商談会は損害軽減のための余分な仕事、福島県に駐在する東電社員も「内幸町(東電本社所在地)は何を考えているかわからん」と頭を抱える始末。東電幹部の「被害の実情に合わせて」「誠心誠意」「被害に遭った方の立場に立って」の発言は「嘘ですね」と同社社員にまで切り捨てられていました。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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