企業不祥事が相次ぎます。 いきなり山ほど出てきた発端はJR北海道か?あるいはみずほ銀行でしょうか。言うまでもなく名門企業、JR北海道は旧国鉄。みずほBANKに至っては旧興銀、一勧、富士、そんなところが闇社会と付き合いがあったと言うこと、「しょせん金貸し」と言ってしまえばそれまでですが、窓口で些細な記入ミス見咎め、金融庁のご指導によりと窓口後ろにいる男性行員がおもむろに「コンプライアンス」を盾にとる金融機関の親玉のような企業がこの有り様では、「他はおして知るべし」と言うのは考えすぎでしょうか。日頃懇意の地銀さんにはいろいろと情報等お世話になっているので、とりあえず一部で不祥事があったと言うことにしておきましょう。

先週吾妻山に初冠雪、今週は台風一過の晴天から始まりました。季節は秋から冬に向かって動いて行きます。 食の安心をテーマに事業を展開してきた見にとっては、「食材偽装」の不祥事も気になります。安心な食材を安定的に供給するための農産品栽培試験も行っています、試験栽培の小松菜も順調に生育しています。
既に実績のある有機生産方式、秋冬野菜も順調ですが「国内農業」を取り巻く状況も風雲急を告げてきました。見方によっては激変する経済環境の中、40年も続けてきた減反政策のほうが異常なのかもしれませんが。とりあえず、良くも悪くも変化を求められている国内農業、今朝も日経も国内最大級の植物工場が三井不動産がJV方式で参入とありました。

農業も資本力の競争になりつつあります。従来からの農業従事者の強みは「経験」「ノウハウ」これらを手がかりに業容の拡大を目指すことになります(むろん撤退と言う選択肢もあります)、資本・資金の争いになったら抵抗の術がありません。JAはいち早く広域合併を進め体制維持に努めています、むろん保険や金融事業の体制維持ですが。

さて、やはり日経に「東電、次世代電力系の普及加速」と言う記事もあります。企業不祥事の権化のような企業も「首都圏へのエネルギーの供給体制維持」には努めなければならず、汚染水では世界的なバッシングを浴びながら、こちらも体制維持の意欲は健在のようです。
風評被害と農地除染を巡って激しく対立する「東電」「JA」、こうして見ると、官設民営のようなビジネスモデルは一脈通じるところがあります。
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